「ギックリ腰」とは、腰や殿部に動けなくなってしまうほどの激痛が走る症状を指しています。「ギックリ腰」は、病院では「急性腰痛症」と診断され、文字のごとく急に腰が痛くなった症状となります。「ギックリ腰」の痛みは、3日~2週間程度で回復することがほとんどです。しかし、急に腰部周辺が痛くなった場合、一言で「ギックリ腰」と表現することが多いですが、中には圧迫骨折による骨膜や筋肉の損傷、腫瘍による痛み、感染症などによる痛みもありますので、不安の場合は病院での診察を受けてみるのが良いでしょう。「ギックリ腰」の前触れとして、腰周辺に違和感があり、少し前かがみになるなどの些細な動作で起こる場合もあります。また、重い荷物などを持ち上げようとした時、前触れもなく急に「ギックリ腰」になる場合もあります。年齢を重ねるにつれ、骨はもろくなりますので、転倒や事故などによって発症した場合は、病院で検査を受けることをお勧めします。